そう。
今日は久しぶりに、本当に久しぶりに半田ごてを握りました。
その理由は単純明快
マイクが欲しくなったから
それもヘッドセットタイプじゃなくて卓上がいい
だけど、皆様知ってのとおり(?)最近シンはお金がありません 笑
卓上タイプのマイクなんて買ったら結構いい値段してしまいます。
ならば仕方あるまい
買うのが嫌なら作ってしまえばいい
久しぶりの工作に腕がなります
思えば半田ごてを握るのなんて1年くらい前かも・・・・
時間がたつのは早いもんです
これはちょっと自慢なんですが、うちにはオシロスコープがあります
それも自分のマイオシロが
昔ゴミ箱に落ちてたのを救出して以来10年以上お世話になってます
まぁだから工作環境はなかなか良いんですな、これが
さてさてそれでは製作に参りましょう
今回要求するスペックは次のとおり。
1、Size 手のひらに収まる大きさで
2、感度 1Mくらい離れていても音をキャッチできる程度は欲しい
3、電源 単四電池2本、消費電流1mA以下
4、機能 余り欲張らず…必要最低限で行きます
ケース、部品などは机の中に眠っていた在庫を用います。
またコネクタは安物イヤホンに生贄になっていただきます 笑
んなわけで用意した部品たち
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2、3の要求を叶えるために今回はコンデンサマイクの出力をCMOSのオペアンプで10倍程度に増幅して出力します。簡単のために単電源で駆動できるオペアンプを用います
よなよな小さいマイクやら抵抗やらをちまちまくっつけていきます
これがとりあえず基盤に部品を付けた状態
↓↓↓↓
いやぁ部品が小さい小さい!
はんだ付けが難しくて仕方ありません(T_T)
でも何回やっても面白いねぇ
はんだ付け。
最近「半田ごてを握ったことのない」電気電子学科の学生なんてのが続出しているようだけど、やっぱりこういう実践知は体感しておくべきでしょうね
何事も具体でイメージできないうちは成長できないからね・・・
むしろ机上の理論よりこっちの方が大事かもしれない
さて、基盤が完成したので次は一番めんどくさいアルミケースの加工に移ります。
これが正直めちゃめちゃタルイ!
スライドスイッチの頭を出すために金やすりで延々と削りつづけます。
真夜中、家族が寝静まった中、隣の部屋でドリルで穴を開けたり削ったりせわしなく手を動かす自分・・・
いや、何やってるんだか 笑
まぁそんなこんなで加工も終わり実装したのがこれ
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なかなかきれいに出来ましたね(^○^)/
電池ボックスを強力な両面テープでくっつけて完成!
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Skypeで動作チェックをしたところちゃんと動いているようです
やったぁ。Working working
テスターで消費電流を測ったところ0.25mAということなので全ての目標が達成されました。
単純計算では単四電池の容量が900mAhと仮定すれば
900÷0.25÷24=150
だから150日電源をつないだままにしてようやく電池が切れるという計算になります。
まぁ実用には問題ないでしょう
製作費0の割には上出来といえる結果に大満足です
欲を言えば電源ONのインジケータが欲しいかな
うーん。でもインジケータをつけたら肝心のマイクよりもインジケータの消費電流の方が大きくなってしまうし…
考えものですな
まぁ当分はいいかな、これで
さあて明日はPOSTINGのバイトですな
ほっちゃんと鑓水に行ってきます
早く寝ないとね・・・・
おやすみなさい
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