それは水曜日の事 我らがグルメ体長greatに 「(週末に行われる)駒場祭に行く?」と聞いたのが始まりでした。 彼曰 多分非行駒場祭 然我行喰鰻於静岡 汝供行 応曰 安非行 (もちろん適当だ4) (書き下し文) かれいわく たぶん駒場祭にはいかず しかしわれ静岡に鰻をしょくしにいかむ なんじもともにいかむか こたえていわく なんぞいかんや とどのつまり、日頃数字にまみれた哀れな理学部物理学科の学生2人は癒しと活力を得るために鰻を喰いに行くことにしたわけです 予定は一切なし。予算も適当、宿は決まってなし、観光するところもみんなみんなNo plan しかしながらこのNo planがいつも不幸な2人を幸運に導くのです。 今回はのんびり鈍行電車を利用します 新百合ヶ丘で待ち合わせして浜松に向けて出発 途中熱海で駅弁を買いつつ3時ごろに浜松に到着。 つれずれなるままにて駅のまわりをぶらぶら散策することに 適当に歩いているとイルミネーションで点灯されたところに至ります。 デコレーションに群がるカップルに嫉妬しつつも、やはり夜景に見とれてしまいます。 時間も経ってきたのでバスに乗って鰻の名店加和奈へ。 店内は物静かで高級な雰囲気が漂っています 注文したのはウナギの定食と白ワサ この「白わさ」素焼きの鰻をワサビで食べるのだけど これがとっっっても旨い 鰻ってこんなに旨かったんですね 外はカリカリ中はやわらか 例えていうのなら 『強がっているけれど実は心か弱い少女のように儚く口の中で溶けていく』そんな純粋な味です。 ・・・・・・はい。 鰻を食べて満足した2人は温泉目指して舘山寺へ向かいます。バスが加和奈の近くからは出ていないので徒歩で向かうという無計画にはしります。 ところがこれが大きな誤算 舘山寺方面のバスはいけどもいけども見えない おまけに雨は降ってくるやらでにっちもさっちも行かなくなります 寒さと雨の中歩き続けた男二人はとうとうバス停を発見 救われた ・・・・そう思った。 思い込みだった。舘山寺方面のバスでは無くなっていたのです。 結局浜松に戻る羽目に もうこの時点で11時近くだっただろうか 宿も決まっていないhomelessな二人は浜松で仕方なく宿探し 本来は舘山寺のホテルで止まる予定だったのに台無しです。 結局ビジネスホテル東横インを利用することに なんとか部屋もあいていたため無事にcheck in 次は居酒屋を捜すことに スナックの並ぶ商店街、学生とはそのネオンは明らかな不釣り合い。まぁそんなことはもちろん気にしない気にしない しばらくして良さげな串焼き屋を発見 入店する事に まさか静岡でもレバーが喰えるとは思わなかった 途方にくれた二人は適当に |